先日頂いたリクエスト。
裏も綺麗に仕上がる剣ボロの縫い方。
矢羽状に切り込みを入れて中縫いする方法もあるようで
ワタシはその方法分からなかったので色々調べてみた。
そしたら他のサイトでやり方載っていた。
けど、画像足りなくて詳細まで分からなくって。。
んで、夫が山のようにシャツ持ってるんで観察すると、10割中7割は今日の記事の方法で、残り2〜3割は過去記事の様な生地端見えてる縫い方or縫い方不明。
で、何枚か中縫いされてるようなシャツ発見。。
って訳で、そのうちの1着をこっそり剣ボロ部分ほどいてみた。(えっ!?)
そしたら矢羽状に切り込み入ってた。。
うーーむ。
これねぇ、やりやすいのかなぁ?? (っていうか、ほどいたのいいのか??)
色々考えたんだけど、工程多いような気がするし、
矢羽にカットして中縫いする手間を、ここにかける必要性を感じない。。(日本語変だけど。。)
というわけで、今回は簡単だけど裏側も綺麗に出来る方法書きます。
まず、剣ボロの基本的な位置関係や構造は過去記事参考にしてください。
パターン
今日は袖のパターンないけど、袖の裁断後、生地の表側に剣ボロの位置を印つけてね。
剣ボロ位置の印を付ける時、チャコペーパー挟むと思うけど、
慣れてきたら画像のように目打ちだけで印つけると生地が汚れなくていいよ。
今回は説明しやすいように生地に線書いちゃうけど。。
剣ボロのパーツも同様に印つけ。
ほんのり目打ちの穴があいてます。↓
「え、え〜〜。。不安ですぅ。。」という人はチャコで印付けてね。
ではアイロン。
アイロンのコツ等は過去記事とほぼ同じ。
折り方がちょっと違うの。
まずは剣ボロ布。ココに切り込み入れます。
パターンでいうとここ。↓
出来上がりの形にアイロン。
まずは半分に折って、
一旦開いて生地端を折りアイロン。
三角の所アイロンします。
角の縫い代が、中に入るように丁寧に。
もう一度ひらいて、切り込み入れた所を折ってアイロン。
かぶせるようにして、もう一方の生地端をアイロン
表側
裏側
過去記事でも書いけど、ここのコツ重要だから。
次に下剣ボロ布。縁取りする方。
パイピングテープの要領で4つ折りしてアイロン。これも過去記事参考に。
そしたら中央に1cmの切り込みを入れ、
裏側になる方だけ折ってアイロン。
こうなります。
ハイ、では仕上げ。
袖の剣ボロ位置に切り込みを入れたら下剣ボロ布をセット。
切り込みの位置は、出来上がり通り。
アイロン効果があるので、中縫いなしで一回で縫います。
縫えたとこ。
表側
裏側
剣ボロ布の縫い方は、過去記事と同じだよ。袖口からスタートしてぐるっと、
これもまた中縫いなしで1回で縫います。
今日のポイントの裏側。
こんな風に剣ボロパーツの生地端が見えません。
折り方をちょっと変えるだけで裏も綺麗に縫えるので、
手間でも綺麗に作りたい方は参考にしてくださいませー。
コメント
こんばんは。またまた私が知りたかった記事で嬉しいです。前回のまた繰りも参考にします。ありがとうございます。剣ボロ、これも苦手分野。表がうまくいったと思っても裏を見たらギョッとすること多しです。過去記事も復習しつつこの方法、試してみます。と言うか、シャツは他にも難所がたくさんです・・。でも、作るのはパズルを組み立てているようで好きなんです。剣ボロの他、台襟のステッチが裏にうまくのらない問題も抱えています。控えてるはずなのに・・・。これも過去記事に載っていましたか??うまくステッチをかける方法があれば是非教えていただきたいです。意外に上までボタンをしないと、目立ってしまうところですよね。(>_<)
mutsuさま
こんばんは?コメントありがとうございます。
台襟、あとカフス等も同じ仕組みで悩みポイント似てますよね。。
私はあまりシャツを縫う機会がなくって、教えられるほどのコツをまだ掴めていないのですが、
良いアドバイスが見つかったらまた記事にしていきますね!
いつもありがとうございます?これからも宜しくお願いします!
yuca様
こんにちは。
今回の剣ボロの記事、とても参考になりました!
いつも、きれいに始末したいなぁと思っていたんです。
夏は腕まくりをすることも多いので、さっそくこの方法で縫ってみます。
これからも楽しみにしています。
るべるさま
こんにちは?コメントありがとうございます。
早速お役に立てそうで良かったです❣️
確かに、腕まくりするとココ見えますもんね。
襟付けも、良い方法を今模索中です。笑
yuca様
いつも中縫いしてから、矢羽に切ってました。ちょうどシャツを縫おうと思っていたので、試してみます。
やっこさま
コメントありがとうございます?
この方法は、アイロンが全てなのでそこだけ丁寧に頑張れば早いと思います。
試して頂いて、やりやすいと感じる方で縫ってみてください☺︎
yuca様、
裏もキレイな剣ボロの縫い方を超早々にわかりやすく記事に書いてくださり、本当にありがとうございます!
今作ってるシャツで早速やってみます!
ご主人様のシャツを解体されたようでドキドキしてます。私には絶対出来ません。
これから少しずつ過去記事読ませて頂きます。今後ともよろしくお願いします!
まぁさま
こんばんは☺︎
コメントありがとうございます。
アイロンさえ上手くいけば綺麗に出来ると思うので頑張ってくださいね!
夫のシャツは。。。放置中です。笑
こんばんは。
ほつれやすい生地を使っているので、この方法を使わせていただいてます。
ふつうの剣ボロの縫い方にもあてはまることですが、
袖本体の生地をはさみこんで縫うところで必ず失敗します。
「かぶせるようにして、もう一方の生地端をアイロン」の意味は頭では理解しているのに、
縫ってみたら裏側が縫えてなかったり、裏側の端から大きくずれていたりして
何度もやり直しです。
剣ボロは10着以上経験していますが、失敗してから
「最初からしつけ縫いしておけばよかった」と思います。
小さい方の剣ボロパーツは、切れ端を包めていればいいので汚い仕上がりのまま続行。
大きい方の剣ボロパーツはしつけがないと無理です。
海山さま
こんばんは。コメントありがとうございます。
しつけ縫いやピン打ちがダメと言うことではないので、綺麗に仕上がるやり方や上手くいく自分流のやり方で良いと思います。
ピンを打たずに縫えるようになりたい、ということでしたら、文章や写真だけでは伝えにくい所もあるので、いずれ動画で紹介できたらな、と思っています。
記事を参考にして頂いてありがとうございます。これからもよろしくお願い致します❣️