裏地付き見返し始末のスカートの縫い方(コンシールファスナー)

今回はね〜、内容盛りだくさんでタイトルが分かんなくなっちゃって。

本当は、見返し始末のスカートの縫い方(裏地付き)やりたかったの。

こういうやつ。

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え?!生地の柄!?

まぁそこはスルーしてよ。ないの。適度な生地。。

衿ぐり部分でもいいんだけどさ、ファスナーと見返しの所っていつもまつったりとかじゃない?

そうじゃなくてもさ、なんかどう縫って仕上げればいいのか分からなくない??

中縫いして綺麗に仕上げたいよね。

という訳で始めてみたら、コンシールファスナーの縫い方にハマってしまった。。。

以前にも記事にしたけど。(基本的な縫い方)(今回と似てる縫い方

まぁワタシも日に日に勉強してるというか、いろんな人に聞いてみたりとか。

そもそもやり方色々あるしね。

コンシール初めてトライする人は、以前の記事でまずやってみてください。

少し慣れてきて更なるクオリティーを求める人は、今日のやり方を参考にしてみてー。

ひとまずパターン説明から。

前身頃

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後ろ身頃

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裏後ろ身頃

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裏前身頃

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ウエスト見返し(脇の縫い代1cmで切っちゃってるけど、1.5cm付けてください)

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裁断

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下準備その1:芯貼り

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パターン乗せて形を整え

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裁断した芯を重ね

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当て布してアイロン。クッキングシートは芯のノリがベタベタつかなくてよい。

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下準備その2:裾アイロン

フレアってウネウネしてくるよね。

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以前にも書いたけど、こんなふうにアイロンして。(過去記事こちら

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では本縫い。

いきなりコンシールファスナー付けからなの。。

で、このコンシールファスナーというヤツ。

一般的なレクチャーだと、コンシールファスナー押さえ使ってムシを起こしながら縫います。終わり。って感じじゃない?

でもさぁ。。

何枚か縫ってると色んな疑問が。。

まず、伸び止めは貼るのか問題。

そして、止まり位置でいつも歪む問題。

更にムシが微妙に見えちゃう問題。。

あとデザインによってはハギの位置が左右でズレる問題。

とまぁ、悩み疑問は尽きないわけです。

練習が一番なのは分かるけど、もうちょっとこう、何かコツはないものか、と。

で、色んなやり方ミックスした方法を今回教えます。

まずはこちらの画像をご覧になって。

一見綺麗に付いてるように見えるけど、

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じつは、ぎゅーっと生地を左右に引っ張ってみると、、。

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分かります?左右の違い。

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これだとう〜〜ん。ってテンション落ちる訳ですよ。

縫い目の違い。

イマイチの方↓

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良い方↓

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良い方はムシを起こしたキワの所を縫えてるの、分かる?

向かって左が良い方。右がイマイチの方。↓

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全てを押さえがね任せにしちゃうと、こういう事がおきたりします。

そして次に伸び止め問題。

これはね、貼る派と貼らない派が。要はどっちでもいいんだと思う。

なので今日は違いを見る為に片方だけに貼りました。

薄手の芯を縦地で1.5cm幅に裁断。縫い目に乗るように生地端から2ミリずらしてます。

縫い代は1.5cmね。

ロックかけたら縫っていきます。

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まずは止まり以下を縫う。今回は粗ミシンしません。

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止まり以下だけ、割りアイロン。

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補足。

アタリが出やすい生地は、縫い代やロックの縫い目にアイロンを当てないように、

縫い目だけに先をあてたり、アイロン台のヘリを使うといいよ。

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で、この方の登場。コンシールファスナー様。この際色については触れないで。笑

通常はこんな状態。

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で、人によっては縫う前にムシのまるまりを起こすアイロンかけたりします。

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アイロンのキワを使って、ぐいっと起こす感じ。(あまり長いこと当てるとファスナー溶けます)

するとね、ファスナーの形がこのように変化します。

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この後、コンシール押さえ使って縫っていくんだけどさ。

だけどさ〜〜、、、。

ワタシ、このやり方ではまだ上手く縫えない。一定に縫えない。

成功したり失敗したりマチマチなの。

という事で、色々参考にした方法。どうぞ。↓

まず付ける向きの確認。

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上は、縫い代の1cmプラス5〜8ミリ位。生地の厚みとかスプリングホックの有無とかの都合上です。

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コンシールの幅って片側1cm。今回の縫い代1.5cm

なので、ロックの縫い目を目安に縫い付けていきます。

はい。ポイント1。まずはしつけミシンをかける。

片押さえを使ってムシは丸まったままの状態で一度縫います。

注意点は、生地端5mmを均等に守る事。

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ムシ縫わないようにね。キワを縫って。

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縫えました。

ピン止まってるところがファスナー止まり位置。コツは5ミリ幅キープしてきたと思うんだけど、止まり辺りは3〜4ミリ位で少なめにすると後々縫いやすい。

ファスナー止まり位置までピッタリ縫います。

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逆サイド縫います。

はい。ポイント2。画像のように、止まり位置から1目手前から縫い始めます。

何故かというと、この後スライダーを全開にする時の為。この1目の隙間がある事でスライダーが下まで下ろせるから。

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特にピン打たなくてもできそう。

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スライダー邪魔になってきたら下ろして避けて最後縫ってね。

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さっき開けた1目の隙間からスライダー差し込んで、

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下ろす

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下げられるだけ下げた方がよい

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ポイント3。ここでムシ起こしアイロン!

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左右とも

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コンシール押さえに変えて、あとは通常通りに縫います。

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ちょっと指でムシ起こしアシスト。

ファスナーを押さえに添わせる為にやや右に寄せながら縫う。仮ですでに縫い付いているのでファスナーがズレる心配がないのだ!

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縫い終わったとこ。

本当は、隙間もできずに一直線上に仕上がるのが理想〜。なんだけどこのように1〜2目位手前でもまぁよし。

ダメなのは、止まり位置をオーバーしちゃうこと。

これやっちゃうとつっちゃう原因になるから。

それやる位なら、生地の厚みもあることだし、ちょっと隙間ができててもオッケー。

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逆側も同様に縫ったら、スライダー引っ張って引き上げます。

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やだーー!みて〜〜。左右に引っ張ってもピッタリ!開かない!

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しかも身頃の高さも合ってる!

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最初に縫った仮止めミシンの縫い目。

裏地を付ける場合は邪魔になるので取っておきます。

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止まりの金具を上げて、

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スライダー使って止まり位置まで下げる

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ここで金具を固定しちゃうと縫い止まりがほつれやすくなるので、

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ちょびっとだけ上げてから金具を締めて止めてね。

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いやーーーー。どう?盛りだくさんでしょ?

これまだ半分位だから!

表地にファスナー付けたら、スカートの形作っちゃいます。

裏地作り。後ろ中心をキセ入れて縫う。

脇もキセ入れて縫う。

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アイロン。

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裾の縫い代部分、厚くなるようなら縫い代カット。

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3つ折りして仕上げておきます。

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見返し。脇縫い。

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割ってアイロン

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見返しと裏身頃を縫い合わせ。

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中表に重ね、

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脇部分。身頃は方倒し、

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生地の両端、脇、前中心をまず止めて、

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合印を合わせて止める

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パターンでいうとココ。

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縫います。

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縫い終わったらチェック。

ここズレちゃってたら、この後どんなに頑張っても左右で縫い目合わないから。

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裏身頃と表身頃を出来上がりに重ねます。

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出来上がりを見て、

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どこを縫うか分かったらそこをつまんだまま、

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縫いやすい状態にひっくり返します。

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生地の上端を合わせてファスナー帯を裏身頃に止めます。

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ハギの所に印入れると良い。(消えるペンがオススメ)

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反対側の帯にも同じ位置に印付け

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ハギの縫い代は割った方が薄くなるのでここだけ部分的に割る。

んだけど、今回試しに片方を割ってもう片方は方倒しのままにしてみた。

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ファスナーの止め位置だけどね、以前の記事(裏付きコンシールファスナーの縫い方)を参照して。

画像のように、縫う所がムシと生地端の中央になるようにしたいので(★=8mm)

生地の見え幅は6mm。

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あとは、以前の記事と同様。

止まりより1cm長く縫って針を刺したままミシンを一旦止め、切り込み入れます。

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生地を回転させてファスナーの底を縫います。

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反対側にも切り込み。

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回転させて

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もう一方のファスナー帯端も縫います。

ハギ位置と印合わせてね。

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やだ〜〜!一回でできた!

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うまくいったので、さいご。

ウエスト周り縫い。今日の本題!

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一旦中表にし、

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縫うんだけど、、。

中心から合わせようとすると脇の縫い目ずれるから。

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脇線の位置から合わせていってね。

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そうすっと、ファスナーの部分が

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ムシを境にたためるから

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これを、

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こうね。表身頃をかぶせる感じ。

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このまま縫います。

この時のコツはねー、縫い代幅を0.9 、生地(厚手)によっては0.8とか。

なんでかというと、仕上げる時に縫い代の厚みがあるから。思ったよりも生地をもっていかれるというか。。まぁそんな感じ。

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反対側も同様にたたみ、

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縫う。

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チェック!

ここ、縫い代幅同じにしないと、今までの色々が台無しになるから気をつけてー。

ファスナー上げた時に左右で高さ変わっちゃうからさ。

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見返し側の縫い代だけ折ってアイロン

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角の部分はね、

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表地の縫い代で包むようにこうたたんで、

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更にぎゅうぎゅうにつぶす!

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あとは、「綺麗に返りますように!」と唱えて返す。

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返りました。

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不十分な所は目打ちで。

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ちなみにね、角出しに関しては目打ちの威力ってそんなにないから。

縫い代をどれだけ綺麗にたたんでつぶして返すか次第なのである。これできてないと、あとからどんなに目打ちで引っ張り出しても限界があるし、勢い余って「ボソッ!」ってほつれて、やっぱ残念なことに。。涙

ほんとだよ。

縫い目を控えながらアイロンで形を整え、

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完成じゃ!

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いや、まだじゃ!

中綴じ。

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ファスナーのとこもねー、

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ここ、ペロンとめくれるといやなので、

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ファスナー帯と縫い代を止めます。

(今回長いファスナーしかなくて、カットしたら短くしすぎちゃったの。本当はもう少し長いです)

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反対側も縫い代同士止めて中綴じ。

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こんなふうに封印するべし。

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これで完成じゃ!

ふ〜〜。

。。

ところで、みなさん、覚えてます?

冒頭のコンシールファスナーつけの際、

「伸び止めは貼るのか貼らないのか問題」左右で変えたやつ。

あと、ファスナー付ける時の「ハギ部分の縫い代・割りorそのまま片倒し?」実験。(てほどでもない。。)

まず伸び止め結果、発表です。

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ちょーーっと盛り上がってるね。縫い目に2ミリ乗せた事もあって、触った感じは少し手応えを感じる。

今回の生地がかためなのもあって、貼っていない方がしなやかで綺麗でした。しかもこの生地は歪みにくいし強めなので伸び止めは不要だと思われる。

かといって、サテンとか弱い生地なら貼るのか?2ミリ乗せずに縫い代内に貼るのはどうか?などの疑問もあるんだけど、

そもそもステッチを入れないファスナーなので、伸び止め不要、という「貼らない派」の意見。

でも縫いやすくなるし歪みにくくなるし、貼った方が安心という気もする。。あ、ワタシです。

1つ言えるのは、貼るとしたらごくごく薄い芯をカットして使用した方がいい、って事かな〜〜。

ちなみに、2ミリ出さずに縫い代内に貼るというのは、伸び止めとしても歪み防止としてもあまり意味ないような気もします。(って、過去記事では貼ってるんだけど。。)

縫い代・割り?片倒し?の件。

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見た目は然程変わらず。でも触ると顕著です。

縫う時の縫いやすさ縫いにくさは特に感じなかった。今回みたいに裏地でファスナーの帯部分に縫い付けるだけなら、片倒しちゃってもまぁ、いっかな、という範囲。

ただし、表のハギとなると話は別で、こんな厚みであんなムシのキワキワ縫えません。

縫えたとしてもそこだけ「イマイチ」な出来になるのは簡単に想像がつくので絶対割った方がよい。

以上です!編集長!(古い?あ、分かんない?)

今回もまた長い記事を読んで頂きありがとうございました!

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コメント

  1. mutsu より:

    こんばんは~!待ってました!裏地付きのコンシールファスナーの縫い方。以前の記事も充実していましたが今回は更に勉強になることばかり。そして先生が挙げた失敗例の数々を私はすべて経験済みという・・・。でも原因が分からず悶々としていたので、なんだか自分で成功例を縫ったかのようなすがすがしい気分になりまた(^_^)いつも手まつりでなんだか気分が上がりませんでしたがこの方法でトライしてみたいです。いつも本当に目から鱗なことばかりです。失敗しては、もう縫うのやめようかなと思ってましたが、又チャレンジできそうです。いつもありがとうございます。

  2. yuca より:

    mutsuさま
    こんばんは!コメントありがとうございます☆
    ですよねーー。
    これ、ちょっとしたコンシールあるあるだと思います。笑
    ファスナー付けは、この方法だとちょっと手間がかかるのですが(4回縫うし。。)
    かなり成功率高いと思います。なにせ、私でも上手くいきましたから。
    特に見返しの中縫いはそんなに難しくないですが、一気にクオリティーが上がるのでオススメです。
    まずは扱いやすい生地でモチベーションを上げ、「できるじゃん!自分!」と思う事も大事です。笑
    また色々アップしますね。
    今回の記事も少し加筆しましたのでまたお時間ある時に読んでみてください(^^)
    これからも宜しくお願い致します☆

  3. ザネリ より:

    初めまして。長年の胸のつかえが取れた気がします。やってみます!
    で、もう1つお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?
    ウエストから下の部分だけに裏地を付けたいのです。つまりワンピースのスカートの部分に裏地を付ける場合ファスナーはどのようにしたら良いでしょうか?身頃とスカートを縫い付けていざファスナーとなると裏地は予め切り込みを入れておくのか、どうなの?といつも悶々としてしまいます。ここは手まつり以外考えられないのです。どこを探してもその縫い方は載ってないんです。
    宜しくお願いします。お手すきの時で結構です。

  4. yuca より:

    ザネリさま
    こんにちは?コメントありがとうございます。
    記事が参考になってよかったです。

    ご質問ですが、デザイン(スカートにはギャザーやタックがあるのか、何も入らないフレアか、など)、使用する生地、
    ロックミシンはお持ちかどうか、を教えて頂きたいです。
    仕様は生地やデザインによって様々なんです。
    出来る範囲で詳細を宜しくお願いします。

  5. ザネリ より:

    ありがとうございます。ロックミシンは持っています。ギャザースカートにしています。夏物は特にスカート部分だけでも裏地を付けたいと奮闘しています。

  6. yuca より:

    ザネリさま
    ご質問についですが、画像を交えて説明したいので、1度「お問い合わせ」フォームからメッセージ頂けますか?
    携帯からご覧の場合は右上をタップするとメニューが出てきます。
    お問い合わせフォームに関しては、同じメニューの中の「はじめに」のページに詳細がありますのでご覧ください。
    宜しくお願いします。

  7. もぐもぐ より:

    yucaさま
    お久しぶりです。裏つきノースリーブワンピースで質問しましたもぐもぐです。その節は大変お世話になりました。あれから子供のノースリーブワンピースを3着ほど縫いました。裏地も付けることができてとても満足しています。
    今は自分のコンシールファスナーつきワンピースを作っているのですが、見事にこの記事の失敗例のようになってしまいました…左側が、ムシから離れている箇所がちらほら…これは、つけ直し可能でしょうか?つけ直すと更に汚くなることを懸念しています。

  8. yuca より:

    もぐもぐさま
    こんにちは?コメントありがとうございます。
    えーー!もう3着も縫ったんですかっ!すごーー。
    アドバイスがお役に立って良かったです。

    縫い直しの件ですが、まだ制作途中で使用している表地がほつれやすい生地でなければ、縫い直し出来ると思います。
    完成していたとしても、丁寧にほどいてアイロンで生地を戻せば大丈夫だと思いますけどね〜。
    弱くてほつれやすい生地の場合は、ほどく時のダメージもあるのでそれが心配です。

    残布があればそれで1度練習してみるのもオススメです。

  9. もぐもぐ より:

    yucaさま
    ありがとうございます。最初の縫い目はそのままにして、左側はもう少しムシ寄りになるよう縫いました。記事の写真ほどではないですが、引っ張ってもほとんどファスナーが分からなくなったので良かったです。このやり方、邪道ですかね…本当は最初の物をほどいてやり直したほうが良かったのでしょうか?

  10. yuca より:

    もぐもぐさま
    縫い直し、上手くいって良かったです☺︎
    ファスナーの付け位置がズレていなくて縫い目だけの問題なら、今回のようなやり方で大丈夫です。
    そもそもの付け位置が歪んでしまっている場合は、全部ほどかないと直らないので、その場合は全部直した方が上手くいくと思いますよ☺︎

  11. もぐもぐ より:

    yucaさま
    ありがとうございます。今回ローン生地で若干つれた感じがしますが…これで進もうと思います。恐らくムシ起こしのアイロンをせず、手でぐいぐいムシと布を引っ張りながら付けたせいだなーと思います。コンシールファスナー難しいですね…。

  12. yuca より:

    もぐもぐさま
    ムシを起こすアイロン、割と重要ポイントで、
    同業者は結構みんなやっているんです。
    ちょっと手間ですが、次回は是非取り入れてみてください☺︎

  13. yako より:

    初めまして。趣味で洋裁をしているものです。
    コンシールファスナーの縫い方は以前より極めたいを思っていましたら、yuca先生に行き当たりこのご縁を嬉しく思います。
    本題に入りますが、
    2017.5.2の お題「裏地付き見返し始末のスカートの縫い方(コンシールファスナー)」の

    「ピン止まってるところがファスナー止まり位置。コツは5ミリ幅キープしてきたと思うんだけど、止まり辺りは3〜4ミリ位で少なめにすると後々縫いやすい。」の意味は、仮縫いの時、コンシールファスナーの中央よりミシン目を1ミリ~2ミリ寄せてミシンをかけるという解釈で合っていますでしょうか。写真も穴が開く程拝見したのですが、未熟で理解できませんでした。よろしければご回答くださいませ。

  14. yuca より:

    yakoさま
    こんにちは。コメントありがとうございます❣️
    記事の文章が分かりにくくて申し訳ございません。

    ご質問について、
    「コツは5ミリ幅キープしてきたと思うんだけど、止まり辺りは3〜4ミリ位で少なめにすると後々縫いやすい」
    →生地の見え幅を5ミリ幅にして縫うという意味です。つまり、ファスナーの帯端をちょうどロックミシンの縫い目に合わせながら縫います。 ファスナー止まり辺りはその見え幅を少し狭く(3〜4ミリ位になるように)するという事で、ミシン目やミシンで縫う位置の事ではなく、ファスナー帯端の位置を少し外側にずらす、という意味でした。

    縫う所は常に丸まったムシのキワを縫うようにして下さい。

    回答分かりますでしょうか。
    もしご不明な点があれば遠慮なくおっしゃって下さいね。
    これからもどうぞ宜しくお願い致します。