新年明けましておめでとうございます。
ってもう5日ですけど。。。
正月は毎年恒例の「ニューイヤー駅伝」にはじまり、箱根駅伝、高校サッカー、ブリスベン(テニス)、そしてその後全豪オープンと続きます。
ビバスポーツ!!(観戦)。
さて、年末に滑り込み更新で「サーキュラースカート」の記事書きましたが、ちょいと追記しました。
で、その時には縮小パターンで説明していたんだけど、それだと実際の作業の仕方が分かりにくいかと思い、本日は実寸大でパターンのひきかたアップします。
まずね、この
「ウエストの4分の1の寸法になるように円を描く」ってとこ。
こんなでかい円、どうやって描くんじゃ!って思う人もいそう。そもそもどうやって計算すんの?とか。
まず計算の仕方。
例えば、実寸のウエストが60cmとかの場合、出来上がりも60cmにしちゃうと絶対窮屈なので、3〜5cm位ゆとり入れます。
分からなければ、ウエストまわりにメジャーあてて、好みの寸法決めてください。
今回はゆとりも考慮した出来上がり寸法を65cmにしてパターンをひく場合を説明します。
円周が65cmになるように円を描く場合、直径や半径は何cmになるか?ってことね。
つまり、65÷3.14=約20.7 これが直径になるので半径はその半分で10.35とか。
ゆとり分多めにしてる場合は10.3cm、少なめに設定してる場合は10.4cmとかまぁ、生地やその時の気持ちで決めてください。
今回は半径10.3cmにしました。
半径10.3cmの円をどうやって描くかというと、
紙と目打ち使います。
10.3cmをはかって
片方を目打ちで押さえ、もう片方をシャーペンで
エイっと
4分の1の円でいいのでこの位で。
直角になるよう、半径描きます。
後は、この間の記事通りに作業をします。
ウエストラインを書き直し、
そこからスカート丈をとって(今回は丈を65cmにしました)
定規足りない場合はこんなふうに。
裾線ひきます。
できた。
ウエスト寸法チェックします。
今回のウエスト仕上がり寸法は65cmなので、その4分の1の約16.3cmあればよし。
中心線からはかって、
脇線書き直します。
でね、今回はこれに裏地付ける想定で裏地のパターンもひきます。
そこで問題なのが
1・裏地の丈
2・裾周りの分量
だよね。。
まず1の丈問題。
一般的には表地の裾から2〜3cm控え(裾の縫い代幅によって変える)
下の図のようになるように裾の位置を決めます。
たださ〜、マキシ丈などのフルレングスの場合、きっともたつく&無駄になることもある。
あとは、バイヤス方向に生地が落ちるので場合によっては裏地見えちゃう事もあるかも。
そういう場合は膝位の丈にしてもいいよ。
それかもう、裏地付けずにペチコート履いちゃうとか?笑
でもそれ言っちゃったらもう、今日の記事不要になっちゃうので続けるね。
今回は膝丈想定して丈50cmの裏地にします。
ということは、表地よりも15cm短いので、表地の裾から15cm上に印を付け、
つなげて裾線ひきます。
できたらトレース。
これで終わりでもいいんだけど、
さっきの、「2・裾まわりの分量」問題。
このままだと裏地のくせに裾まわり多すぎ!、もしくは裏地節約したい!、などの理由で裾まわりの分量を少なくしたい場合。
そういう場合は、このように大体3等分した位置に印をとり、
むすび、
カットし、
たたみ(重ね)ます。
たためばたたむほど裾まわりの分量減るよ。
どのくらい減らせばいいか??
それはね、
自由です。
でも目安知りたいよね。
うーーん。大体5〜8〜10cmくらい?
スカート丈が80cmとかすごい長い場合は裾まわり分量も多くなるので10cmくらいたたんでいいかも。
今回は丈が65cmでそんなに長くないので8cmたたみました。
たたんだ分量の半分ぶん(今回は4cm)、脇でも削ってください。
さいごね。
ウエストライン、こんな風にガタガタになっちゃってるから、
描き直します。
裾も
なおします。
中心線とウエスト位置を合わせて重ねるとほら。
最初とこんなに違うよ。
とまぁ、このように分量減らします。
別に裏地に限らず、お手持ちのサーキュラースカートやフレア多めのスカートのフレア分量を減らしたい時、このやり方で対応できるよ。
フレア分量多めのスカートの裏地は
スカートが出来上がった仕上げに糸ループ付けると、裏地が中でごちゃごちゃしません。
糸ループのやり方はこちら。
ということで、今年もまたがんばって更新していきますので
どうぞよろしくお願い致します!