いやもう、本当はさ、あんまり忙しい忙しいって言いたくはないんだけど
この間あまりにも案件が重なるもんだから整理してみたら、6件も重なってて倒れるかと思った。。
そんなの日常の人ももちろんいるだろうけど、私にとっては異例の事態。
って訳でまたまた1ヶ月以上も放置ですみません。
今回の仕事の中で、ファーを扱う機会があったのでその扱い方をご紹介。
もちろん製作物はまだお見せできないけど、残布を使ってアップします☆
このような毛足の長いファー生地を使う場合
表側にパターンを乗せたり2重にすることができないので、裏側にパターンを乗せ一枚裁断していきます。
その時、画像のようにハサミの先を使って、地の生地だけを裁断するように。
つまりファーの毛をなるべく切らないように裁断するってことね。
毛も切っちゃうとこんな風に断髪みたいになっちゃうから注意よ。
そして更に、本縫い前に一手間。
縫い代部分の毛をカット。
これが何気に大事だったりする。。
縫い代部分にファーがあると、その厚みで上手く縫いえないのと、表に返したとき縫い代部分がゴロゴロしちゃってたいへん。
そして縫うときは送り目を大きめに(4ミリ位)するとよい。
原則的には、なるべく毛を避けて一緒に縫わないようにするんだけど、もし縫いこんでしまっても、送り目を大きくしておけば、後で目打ちで毛を出すことができるから。
ちなみにこの縫い代部分だけ毛をカットする方法、ワタシは掃除機かけながらカットする技を習得しました。。笑
ファーってほんと、部屋中毛だらけになるし大変なんだけど、こういう手間のかかる生地に限って本当に出来上がりが可愛い!!
今回の製作物も、ブランドから公式アップされたらこちらでもご紹介したいと思いまーす。
コメント
こんばんはー!記事のアップ、待っていました。まさに今時期ぴったりの内容。とは言え、私自身はファーはあまり扱ったことが無く、何となく縫いにくそうだな-と抵抗感がありましたが、コツがつかめさえすれば、小物なんかよさげですね。くしゃみが止まらなさそうですが(^_^)
どんなものができるのか、とても楽しみです!これからも楽しみにしてます(^_^)
この3月に息子が高校を卒業するので、卒業式用のジャケットを作ろうともくろんでいますが、鬼門は袖のいせと裏地の突っ張り。(中綴じ)がんばります。
Mutsuさま
こんばんは!
久しぶりのブログにも関わらず、コメント頂けて嬉しいです。
ファー素材は洋服では部分的に使ったり、付け襟など小物に使用するとかわいいです。
息子さん、ご卒業おめでとうございます!
ジャケット制作楽しみですね!
袖山のイセに関しては、以前お答えしたコメントを参考にしてみて下さい。
もし記事にできそうなら、次回のテーマにしてみますね!
こんばんは、ファーほど長くはないんですが、5-7ミリくらいの毛足が長い生地でいつも失敗してます、そのような生地もこの方法でやればいいのでしょうか?毛がかぶさって縫うところが見えなかったりして苦労してます
Yousaisyumiさま
こんばんは!
毛が邪魔な生地は、同じように縫い代部分だけカットして大丈夫だと思います。
同様に試してみて下さい☆
ありがとうございました、頑張ってみます。