今年の学年から、ベルト布の縫い方のやり方を変えたので、そのやり方をブログにアップしなくちゃなーー、って思ってて。
去年まで教えてたやり方はこちら。①
落としミシンで仕上げる高難度はこちら。②
で、この2つをミックスさせたような縫い方が今回の方法。
今年から、授業ではこのやり方で教えてる。
まぁ、どれでもいいんだけど。。
①は最初にベルト布の両端を中縫いしちゃうので、ベルト布の長さが決まっちゃうの。
なので正確に脇とか縫っておかないと、最後に若干長さが合わない〜、ってなることもある。
それに比べて②は、ベルトを身頃に縫い付けてからベルトの両端を中縫いするので、両サイドを合わせやすい。
でも、以前書いた記事は、ベルトを身頃の表に縫い付けてから裏にかぶせ、落としミシンで仕上げる為に難易度が高い。きれいだけど。
今回は、この2つをうまくミックスしてあります。
まずパターンと裁断した生地
出来上がりの幅に折ってアイロンしておきます。
パンツに縫いつけて仕上げた時に表側になる方にシール貼ってます。
シール貼ってある側(できた時に表になる側)の縫い代を1cm折って仕上げておく
アイロンのヘリを上手く使ってね。
こんな風に仕上がります。
つぎ。
ベルト布の折っていない側(できた時にパンツの裏側になる方)を、身頃の裏に縫い付けます。
ベルト布の生地端は、縫い代分の1cm飛び出るから。
合印がある両脇と後ろ中心を先に合わせてピンで固定
その後さらに細かくピンで固定
縫います。
ここでアイロン。
裏側に付いたベルト布を
起こして
ここをアイロン
縫ったところでしっかり起こしてアイロンしてね。
あと、余計な所にアイロンが当たらないように注意よ。
そしたら次に、ベルト布の両端を中縫いします
起こしたベルト布を
一旦中表になるよう、画像のように折り、
縫います。
もう片側も同じように
そしたら縫い代をきちんとたたんで、表に返す。
角は目打ちで形を綺麗に出してね。
あらかじめ仕上がりに折っておいた折り目を折って、今縫った縫い目のステッチにかぶせるように仕上げる。
ピンで固定し
裏
かぶせ具合が均等になるようピンを打つと、裏から見た時針が刺さってる位置も同じ具合。
最後。コバステッチ
はい出来上がり。
結局ベルト布も付けて仕上げてしまった。。
今日はねーー、もーー、一日中この作業で疲れちゃったからもう、おもしろい事書けなくてごめーーん。
裏付きパンツの縫い方は、以前リクエスト頂いたのでそのアップなんだけど、
パンツ製作の記事のまとめとか、授業でやってるベルト布のつけ方の記事アップとか、なんで改めてやってるかっていうと今、学生たち、課題でパンツ製作の仕上げと提出準備に追われてるの。
授業でプリント配って説明してるからさ〜、本当はそれ読みながらできるはずなんだけどさ〜。
読んでないのか、読めないのか、読んでるけど理解できないのか、
何だか知らないけど縫えない子が多いのよね。
スマホ見ながらの方が分かるのかしら?
でもいちいち検索するのって面倒かしら??
って思ってまとめ記事までブログでアップしてんだけどさ〜。
甘やかしすぎ?
つーか、そもそもここのブログ読んでるのかな。。
もしこれで読んでなかったら泣ける〜〜〜っ!!
って、別に泣かないけどさ。
はい、今日はこれで終わりでっす。おつかれっしたーー。
コメント
続けて今晩は。さらにベルトのつけかたまで!これなら、できる気がします。学生さん、なかなか大変なんですね。こんなにいいテキストがあるなら、ガンガン縫えると思いますが、そうはいかないものなんですね。私も学生になった気分で(無理ありすぎ)縫ってみたくなりました。(^_^)
mutsu さま
続けてコメントありがとうございます。
本当に、こうしてリアクション頂けて嬉しいです。
ベルト布の縫い方は、ここのサイトでも3通りアップしているように、いくつかの方法があります。
ポケット等もそうですが、
デザインや生地に合わせて縫い方や仕様を使い分けると、更にクオリティーに幅が出ますよ!