務歯見せファスナーあきの縫い方

ゴールデンウイーク、終わっちゃったね。。

ワタシは休みなく働いてました。

先日の5月4日と5日は学校でGWセミナーやってきたよ。

その時に不意に受けた質問。

務歯見せファスナーあきの縫い方。

あ〜〜、、それねぇ。。。

って感じ。笑

ワタシも曖昧でよく分からなくって、うまく説明できず。。。

家に帰ってからも気になっちゃって、本調べたりネットで調べたりしたけど載ってないのよね。。なんでなの!?

おりえちゃんに聞きたいけど、GW中で休んでるだろうしわるいなぁ〜。。って思ったんだけど、やっぱ気になって仕方ないからLINEしてみた。

そしたらおしえてくれた〜〜☆!

分かりやすい図解で!きゃーー。ぜいたく!

だいすき。おりえラブ。

でもって、それらの資料をもとに、部分縫いしてみた。

聞いたのとちょっと縫い代の形違っちゃったけど、まぁいいや。

多分こんな感じなんだろうと思う。

えーーとまずはその出来上がりの形から。

こちら。

最近良く見かけるよね、こういう仕様の服。

一昔前とか、考えられないデザインだったんだろうか。。?

縫い目が何もない所へファスナー務歯見せで付けるやり方は、本でよく見るの。矢羽状に切り込み入れる方法。

でもこんなふうに、スカートとかの後ろの縫い目上で務歯見せにする場合、どうすればいいの?縫い代の付け方とか、切り込みの入れ方とかってどうなってんの?話。

それを説明するにはまずパターンから説明しなくちゃいけないのよね。

えーーっと、これがパターン。

スカートの後ろ身頃だと思って。

三角の印がファスナー止まりの位置。で、CB(センターバック)のラインから6〜7ミリけずった所に線をひいて、ここの隙間にファスナーが見える事になるってわけよ。

パターンにも書き込んだけど、服になった時は左右両身になるから、務歯見せ幅の半分の幅をけずっておくこと。

で、次。

ファスナー止まりよりも1cm位上に、今度は縫い止まり位置書きます。

☆の1cmというのは、まぁ適当なんだけど、生地が厚手なら1.5cmとかでもいいのかも。理由はあとで説明するね。

そしたら図のように縫い代付けます。

縫い代も特に決まりはないのでもしかしたらCBに1.5は不要かも。

今回は見やすいようにおおきくしたー。

で、本来はこんなことパターンには書き込まないけど、縫ってる途中で切込入れる場所。ここです。

何気にちょっと書き込み不足なんだけど。。左サイドから切ってきてね。後で画像見せます。

そしたらパターンカットして裁断。

しるし付けも忘れずに。

本当は目打ちで刺したら終わりだけど、それだと見えにくくて説明不能になるから、今回はシーチングに全て書き込んだよ。

では縫います。

①CBを止まりまで(緑で書いた印まで)縫う。

②アイロン

③切込みを入れる

④開いてアイロン

斜めに切った所はこんなふうに開くの。

あとはもう簡単だよね!

だから省略してもいい??

だめ?

えーと、こんな風にファスナーの位置を決めてー

ピンで止めて縫えばオッケー。

ちなみに、こんな風に上に乗っかってる仕様もあるよね。

このままだと縫えないから、後ろ側から縫えばいいのかな。多分。

あと、ステッチ表に出したくない時は、位置決めたら裏返して

折り目の所を中縫いすればいいのよ。

面倒だけど。。

とてもじゃないけどそんなことやれる気になれなかったので、フツーに縫うね。片押さえ様。

完成。

でね、☆1cmの事なんだけど。。。

もう昔の話すぎて忘れちゃったでしょ?

冒頭のパターンの時に出てきた数字よ。

ファスナー止まりと縫い止まり間の距離。

ここの距離が三角に折り返す幅になるので、あまり少ないと生地を外す危険あり!

という訳で、5ミリだと少ないかもね。

生地やファスナーの金具の大きさに応じて変化させてください。

はいーー。おつかれさま〜〜。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ゆい より:

    お疲れ様です!
    三茶コメダからひたすらのばたばたでブログにずっとこれてなかったと思ったらマチやら本やらひゃああああ!!(*_*)♥︎
    お礼ほんっとに遅くなってしまいましたが、、泣
    ありがとう御座います! やっと最近自分の作品作れる時間が作れそうなので早速じっくりよみながら、まずはマチ練習してみます!!

  2. 匿名 より:

    ゆいさま
    お返事遅くなってすみません〜。
    記事読んでもらえてよかった〜。
    なかなか分かりにくい部分もあるかと思いますが。。
    是非また記事のリクエスト下さいませ。
    制作頑張ってー!

  3. 吉田 より:

    毎度ためになります。ムシミセファスナーですが、三角のきりこみのところが美しく仕上がらず、手作り感満載になってしまいます。具体的にいうと
    ・角が直角にならない
    ・角がほつれる
    なにかコツがあれば伝授してください。
    ムシミセ仕様の既製品を着ている人をみつけるとそっと後ろをついて行ってじっと観察してしまいます。

  4. yuca より:

    吉田さま
    いつもありがとうございます!
    ブログでは、シーチングで作っているので作りやすいですが、本生地になると生地によってはなかなか上手くいかなかったり、新たな問題も出てきますよね。

    角が直角にならない場合
    これは、切り込みの入れ方を気をつけると改善されるかもしれません。
    片玉縁ポケットを作る時も同様ですが、縫った所ギリギリまで切り込みを入れるようにします。
    縫い目がほどけると困るので、縫い止まり付近は細かな縫い目で縫っておくとよいです。

    ほつれる場合
    ファスナー止まり辺りに接着芯を貼ると良いかもしれないですね。
    裏側から芯が見えると差し支えると思うので、縫い代部分だけに貼ると良いと思います。

    既製品は私も観察します。
    ブログに載せている縫い方はあくまで基本的な構造で、既製品はもう少し美しく仕上がるように色々工夫されていますよね。
    縫い方、仕上げ方も一通りではありません。

    応用として、もっと綺麗に仕上げる方法を見つけたらまたブログにアップしたいと思います!

  5. B.B. M より:

    初めまして!いつも参考にさせて頂いてます!
    務歯見せの場合に裏地をつける方法も教えていただきたいです?
    裏地ファスナーはいつものミシン付けのバージョンです、、

  6. yuca より:

    B.B.Mさま
    こんにちは。コメントありがとうございます。
    この記事では表地をファスナーにたたきつけていましたが、
    裏地付きコンシールファスナーの裏地を付ける要領で中縫いする事も可能だと思います。

    ファスナーに先に裏地をつけておいて、その後表地を中縫いするか、難しそうならたたきつけすればできると思います❣️
    ご参考まで。
    これからも宜しくお願い致します。

  7. B.B. M より:

    ありがとうございます?❣️
    裏地つけていても、同じ要領で、ってことですね!
    やってみたいと思います❣️