シフォン生地(薄手生地)の裁断方法

シフォンとか、ジョーゼットとか見てると(触ってると)

「あんた達! 裁断されて洋服になる気あんの!?」

って思っちゃわない?

ワタシは思う。

裁断しようと思って作業台に乗せた途端、

ヨレヨレ〜〜、フワフワ〜、ヒラヒラ〜、ってしてさぁ、

地の目(折り目)が一向に落ち着かないじゃん!

何なの?! キーー!もういい!

そっちがその気ならば、もう一生シフォンもジョーゼットも使わないから!!!

。。。っとはならないのよね。悲しいかな。

何故かって?

それは。

仕上がった時、それまでのつらい色々が全て吹き飛ぶ位の可愛さになるから。

だからね、大変だってわかってるけど買っちゃうのよ。

ごめん。

また前置きが長くなっちゃったわね。

早く教えろって思ってんでしょ?

はいはい。

えーーと、授業の時見せられなかった。

一時硬化スプレー。

未だにその成分、仕組みが謎のままなんだけど、

生地にこれスプレーするとね、一時的に生地の織り目が安定して

よれよれしなくなるの。

素敵スプレー。

と、その前に、生地の織り目を整えなくては。

定規で縦横合わせてもいいんだけど、

今回はハトロン紙ひいて、その上に生地乗せます。

紙の端と生地端合わせれば、おのずと地の目(生地の織り目)が整うってわけよ。

生地はし

縦横合わせます。

ここで、硬化スプレー!

全体にシューーっとするだけ。

かっちかちに固まるわけではないので、それでもそーーっと裁断しなくちゃだめだよ。

このスプレーは、放置しておけば自然に消えて、生地の質感も勝手に元通りになるの。

何でって?

言ったでしょ? その成分や仕組みは謎なんだってば。

気になって仕方ない人は、メーカーに問い合わせて下さい。

で、バイヤスの向きで裁断するので、バイヤス方向を定規ではかります。

ちなみに、バイヤスで裁断する訳は。

①ギャザー寄せた時柔らかく仕上がるから

②バイヤスで裁断すると生地端がほつれてこないので、切りっぱなしで仕上げられるから。つまり、巻きロックとかかけない分、ソフトな仕上がりになるから。

定規でバイヤス方向が分かったら、

それに合わせてパターンを乗せて、あとはひたすら平行に2.2cm幅で裁断裁断。

画像はパターン1枚だけどね、

全部で14本裁断した〜〜。

裁断大変だったけど、この後これを縫うって。。。。。

オリエ氏、どんな技使うのかしら。。。

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