小物制作。。
トワルで苦戦し続けて、燃え尽きちゃっても困るので、とりあえず裁断することにした。
今日はね、裁断と芯貼った。
改めてまとめると
①ショートジレ
②スモールロイヤルハット
③名称不明の首飾り
の3つを作ります。
えーーと、まず、スモールロイヤルハット。 生地はゴブラン生地使います。
ゴブラン生地って厚めだけど、織りがゆるくてゆがみやすいのと、今回みたいに帽子作るときはすべてのパーツに、全面に芯貼る。
帽子って、大体バイヤスで裁断するから、更にゆがみやすいの。
ということで、芯貼ります。貼るんだけど。
芯の貼り方、大きく分けて2通りあります。
1つは、生地も芯もパターン乗せてそれぞれ裁断し、あとで重ねあわせて貼る方法。 多分一般的。2回裁断しなくちゃいけないから面倒。。でも、生地にムダが出ないのがメリット。(次回、小物制作5で紹介します。)
2つ目は裁断前の生地全面に、あらかじめ芯を貼っておいて、あとで裁断する方法。 既に生地に芯が貼ってあるものを裁断するので、裁断回数1回で済む。なによりも、正確に裁断できるのがメリット。 けど、大きな生地に芯を貼る、っていう作業そのものが億劫。
以上のように、芯を貼る作業ってどちらにしても面倒な作業なの。
だから、どっちが楽だからそうするって事じゃなくて、生地やパーツの大きさや作るアイテム等によってやり方変えます。
今回の帽子は、正確に裁断しなくてはいけないのに、バイヤス裁断。。
という訳で、あらかじめ生地に芯貼ってから裁断する2つ目の方法をとりました。
パーツが少なくて小さいので、生地を粗裁ちします。
地の目が分かるように、ミミを残してカット。
接着芯も粗裁ちした表地と同じくらいの大きさにカット
シーチングとか、接着芯とか買う時って、面倒だから5mとか10m買って、棒に巻いてもらう。 その方が後々使いやすいから。
そしたら、アイロンで接着します
必ずあて布することね。あて布基本。 今回はフツーにシーチングハギレ使ってるけど、白いポリエステルオーガンジーとかだと、下が透けて見えるのでやりやすい。
あと、オリエ氏はクッキングシート使ってた。 クッキー焼くの?って思ったけど、そうではなくて、スベリがいいのと芯のノリがべたべたしないらしい。 なるほどー。
貼れました
そしたら裁断。
普通、服作る時って、左右対称の場合は右半分だけパターンひくよね。
で、後身頃とか中心がつながってる(縫い目がない)場合は、生地を2つ折りして「わ」にして、左右いっぺんに裁断するでしょ?
でも帽子作るときは、中心を堺に左右対称のパターンでも、必ず両側のパターンひいて、「わ」にせず、ひらいて裁断する。
ゆがんじゃうから。
2枚必要なパーツも1枚ずつ裁断。
ゆがんじゃうから。
柄が大きいから、柄の配置を考えて主要パーツを先に位置決め。
地の目を整えたらおもり乗せときます
そしたら裁断するんだけど、帽子とか特に、似たような形が多かったり、上だか下だか分からなくなりそうなパーツは、シール貼っとく。 表裏が分かりにくい生地も、表側にシールとか貼っとくと良い
パターンと同じ位置に生地にも貼ると気が利いてる。
他のパーツもね。
で、ノッチ入れて終わり
そしたら、裏地も裁断。
表地もそうだけど、裏地は特に、ピン打ちして裁ちばさみで裁断、って結構大変だから、オモリのせたらもう、ロータリーカッターで裁断します。
これで、帽子の準備完了!
次回、ショートジレの裁断です。