さて。
今回のパターンを少しだけお見せしまーす。
外注パターンは、工場出し用のパターンになるので、細かい指示を記入しながら書き、最終的には「縫製仕様書」を制作しなければなりません。
今回パターンの総枚数は32枚。。 恐ろしい数です。
こんな風に細かい指示を書き込み。 ちなみにこれはジャケットの前身頃のパーツ。
こんなに沢山あります。
で、最終的にこんな風にまとめて、
寄ってみます。
これらのパターンを全て、この道具で制作しましたー。 今回お世話になった道具のご紹介。
定規は他にも50cmのものと、1mの金尺(かなじゃく)も使用しています。
あと、助演男優賞並の重要キャストとして、「目打ち」「ルレット」もありますが、ちょっと撮り忘れました。。。
最後にこんな指示書を書きます。
指示書には芯を貼る場所の指示や、縫い代始末の仕方、用尺出し、必要な附属品名の記入等を行います。
こんな風に、外注パターンのお仕事をしています。
番外編として、今回のパターンの中に変わった形のパーツがあったので少しご紹介。。笑
題して「エビフライパターン」
そして、「トゲトゲパターン」
共にオリエ氏作。
この2枚、一体どこのパーツのパターンだと思いますか??
答えはエビが「袖」、ギザが「衿」 でしたーー。
一体どうやって展開したのか、立体になったらどんな形になるのか、、。
それは企業秘密。。笑
ぜひ、商品として店頭に並んだらご覧下さいませーー。
おまけ。
こんな風にハードな仕事のときの必需品。 連日徹夜の友。
ドーピング。笑
これらを大量購入し、仕事に望むのでありました。。