でね、ロックミシンの続きだけど
糸調節に関しては、書くの省略しまーす、とか言ってたんだけど、
ウチのミシン、糸調節するダイヤル付きのやつだし、せっかくだし自分のブログだし、書きたいこと書いとこーっと思ったからやっぱ書きます。
これ、ダイヤル。
一番右は、緑色糸が通ってる。要するに下ルーパーの糸調節ダイヤル。裏側の縫い目の調節ってこと。
その隣が赤い糸だから、上ルーパー。表面の縫い目の調節。
更にその隣は白糸。針の糸調節。
一番左は2本針で使用する際の第2の針の調節ダイヤル。だから今回は使用しません。
この調節ダイヤル。きほん「4」に合わせて縫います。 理由は、そう説明書に書いてあったから。
ためしに、右のダイヤルをちょっといじって、糸きつめにして縫ってみるね。
「4」→「7」に変更
縫ってみた。
表側は一見変化なし。ちょっと膨らんでる感じが気になる。。
裏返すと案の定。こんなことに。。
つまりね、糸の調子が強くなってるから、赤糸も白糸も引っ張られちゃって、こんなふうになっちゃった、てこと。
今度は上ルーパーの赤糸を強くしてみるね。
そうするとほら。もうこんなだもん。
赤糸が強いから、みんな引っ張られちゃってこんな感じに。。
裏もこんな。
赤が緑をひっぱって、緑が白をひっぱって、うんとこしょ、どっこいしょ、みたいな。
本来、普通ロックする時は、あんまりこの調節ダイヤルはいじんないんだけど、生地によってよれたりつったりする場合は、微調整します。
で、次。
「巻きロック」機能について。
まず側面の送り目ダイヤルを回し、巻きロックの送り目になるようにセットします。
ワタシのミシン、ダイヤル側面のシールが剥がれちゃっててわかんなくなってるけど、本当は「普通ミシン」「ロックミシン」って表記してあります。 普通ロックのメモリは数字だけ。巻きロックのメモリには数字の回りをぐるっと囲むラインが入ってます。
1とか2っていう数字は、縫い目の間隔。1は1ミリ間隔、2は2ミリ間隔って事だから、1が一番細かく、密に縫える。
これはもう、生地次第。
今回はやや密に縫ってみます。
で、縫い目の幅を変えるダイヤルを数字のメモリではなく「M」の文字に合わせます。
ダイヤル多すぎる?
でも慣れるよ。
では縫ってみます。
そのまま縫ってもいいんだけど、下ルーパーの糸をややきつめに設定します。そうすると、キュッときれいな縫い目に。
裏側
今回、デニム生地ってのが失敗だった。。 シーチングとか、もう少し柔らかい布だと、もっと分かりやすい縫い目になったと思う。
実は。。
前の説明のブログの時に、ロック糸についても書いたけど、
あれ以外にも他に種類があるんです。
「巻きロック糸」っていうやつ。
でも、これ、持ってなかった。。
巻ロック糸、っていって売ってるくらいだから、縫い目がもっと綺麗にでる。 だってそれ専用なんだからさ。
だけど、いい訳じゃないけど、別にわざわざそこにお金かけなくても、普通ロックの糸でもまぁ、十分、ってこと。
ちなみにね、巻きロックする場合、生地やかける場所によっては、1本だけ糸の種類を変えたりもするんだけど。。。
それを今ここで書いちゃうとね、4月からの研究科のクラスの授業内容がネタバレしちゃうの。
ネタバレ、って程おおげさでも秘技でもなんでもないんだけど。
でも、授業の時、「あ、あれブログで見た」
って思われちゃったら、何か損した気分にならない?(学生が)
ってことで、今日はここまで。
ロックミシンは見た目複雑だけど、直線縫いミシンよりも簡単よ。ちょっと高額ミシンだけど。。
でもそれだけ夢が広がるのも事実。
布帛(フハク)もいけるし、カットソーの裾や袖のリブ付けもいけちゃうから、可能性が無限に広がるってワケ。ぜひどうぞー。