久しぶりにここのブログ本来の内容をアップし続けてたら
何か楽しくなってきたから、今日さらに更新!!もう自己満。
先程。いっこ前のブログにコメントついてて見てみたら
「務歯ってなんて読むの?」って書いてあった。
これは失礼しました。
関係ないけど、ここのブログって、わりと専門分野の内容なんだけど、
専門分野以外の人が読んでもある程度分かるように心がけて書いてたつもりだったの。
例えば、極端にいうと、ワタシの父が読んでる、とか想定して。
って思ってたら、このコメント、父からでした。。。
話戻るけど、これは「ムシ」って読みます。
ファスナーが開いたり閉じたりする時の左右のぎざぎざの金具。が、ムシ。
で、ファスナーって何気にいろいろ種類があって、今日はそれについて書きます。
色んな種類、あったかなぁ??って見てみたら、けっこうあった。
ごめん、ぐちゃぐちゃで。。。
まず、今はもう廃盤となってしまった、かつてのファスナーの主役。
「エフロンファスナー」
もう売ってないけど、うちに残ってた。幻の1本。でも変な色で使えそうもない。。だから残ってたのかな。
裏側
止まり部分
特徴は、務歯の部分が樹脂製なのでハサミでカットできるそうです。したことないけど。。。
この、止まり部分が金具になってるので、長さ変えるときはこの金具をペンチで丁寧にはずし、好みの長さの所に付け替えてました。
んで、エフロンに変わり彗星のように現れたのがこちら
「フラットニットファスナー」
エフロンよりも薄くて軽くて様々な生地に使用可能。 らしいけど、強度的にはどうなんだろうか。
特徴は、エフロン同様務歯が樹脂製。 ハサミで切れるしミシンで縫えます。 針が折れる心配がないからドキドキ感ゼロ。
ウチになかったので、こないだ作ったスカートの画像
異なる点は止まり部分。金具じゃなくてプラスチックになってる。 ここに針があたったら、きっと折れると思う。
次は「ビスロンファスナー」
パーカーとかに付いてる。 務歯がプラスチック製。
こちらはこの前も登場した「コンシールファスナー」
特徴は務歯が表から見えないような構造になってる。だから、服になった時も務歯が見えず、エレガントな仕上がりよ。メンズ服で見ることはあまりない。ワンピースやスカートのあきに使われてます。
裏返すと務歯が。
これも樹脂製、しかも務歯が丸まってるっていうちょっとトリッキーな作りです。
こんなふうに務歯が丸まってて
こうするとめくれるの。
縫う時、コンシール押さえの溝に通すと、押さえ金がこの務歯を起こしながら勝手に縫ってくれるの!素敵だよね。
止まりはこんなふうに金具が付いてて、引っ張るとスライドします。 好きな長さに変えられるし、縫う時もこの機能が大活躍!
最後は「金属ファスナー」
パンツに付いてる。鞄とか。色々なとこでよく見る。
務歯も止まりも全部金属で出来てます。
ひらいてみた
この他にも「ビューロンファスナー」ってあったけど、廃盤になりました。フラットニットより薄くて軽くて、薄地用のファスナーでした。
結構色んな種類があるんだな、って思う?
じつはね、これってほんの一部なの。
YKKサイトとか行ったらおどろくよ。笑
http://www.ykkfastening.com/japan/product/
長くなったので、ファスナーの長さの変え方はまた次回。