片玉縁ポケットの縫い方・補足

実は少し前に、お問い合わせフォームで頂いていたご指摘。

パンツ本の中で説明している「片玉縁ポケット」の行程でやや抜けている画像がありまして。。

その方はご自身で解決してくれたようで、その時は個人的なメールにてお詫びして終わっていたんだけど、

やっぱちょっと解りにくいかなぁ。。って思って。

でもさ、本の内容をブログで大々的に公開しちゃうのも何だか気が引けちゃって。

だってせっかく購入してくれたのにさー、

「買った意味ないじゃん!ばか!」

って思われても困るし。。(思わない?)

まぁとにかく、そんな感じで迷っていたけど、やっぱりせっかく購入してくれた本があまり役に立たなかった、という事になるのも嫌なので、今日は補足、という感じで記事書きます。

パンツ本のP31〜P33までの行程。

P33の行程13の後。

もしくはP42の行程12の前。

ポケット口周りにステッチ入れる画像がなくって。

この辺り、説明します。

パターンや寸法、印のつけ方などは本を参考にしてください。

今回は見やすいようにパーツごとに生地変えました。

本のp31行程2−1

2−2

糸印を合わせて留め、

縫います。

2−4 玉縁布の印つけ

2−4から2−5にいく途中の行程

上の縫い目から1.2cm幅でもう1本縫う。

縫い始めと縫い終わりの位置を左右それぞれ揃える事。

2−5 中間に線を引き、

玉縁布だけ切ります。

裏側

2−6 矢羽の切り込み入れます。

必ず裏側から切り込み入れる。(青い線のところ)

2−7から2−9まで飛びます。

2−10 両端の三角を中縫いして、ポケット口下にコバステッチ入れたとこ。

裏側

この画像もなかったんだけど、玉縁布の両サイド、邪魔になってくるのでカットしてください。

ロック始末の場合はこのまま周りを縫って、裏無しの場合は本を参考に袋縫いしてください。

ここまでのところ。表側↓

ここで周りにステッチかけます。

画像の矢印の手順でコの字に縫います。(袋布までぶちぬき)

裏側↓

以上です。

ずっと前にここのブログでも「片玉縁ポケットの縫い方」って記事にしたけど、

そっちの方が単純な構造で簡単かも。

ただし、口布をそのまま縫い付ける方法なのでやや厚みが出るの。

本のやり方はちょっと複雑かもしれないけど、口の部分の縫い代を割って始末するので

厚みが軽減されるよ。

いつも言ってるけど、ポケットの縫い方って本当にたくさん種類があって、

どんなパターンなのかによって縫い方が変わる。(仕様によってパターンが変わるとも言える)

本で紹介した方法は結構本格的な仕様だと思います。

初心者の方で、構造も全くよくわかりません!という方は、こちらの記事も参考までに。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする