紐縫い押え金 他色々

今日は「押え金」について。

世の中には本当に沢山の押え金があってさ、

更に新商品もどんどん出てくるから目移りしてしまう。

いちいち押えを変えるのが面倒だけど

その場に適した押えを使う事でクオリティーもぐっとアップするから、手間を惜しまないほうがいいと思う。

今日は選りすぐりの、って訳でもないんだけど

いくつかをご紹介〜。

まず1人目。

「段押え」

いきなり既出ですみません。

簡易的ではありますが、左右どちらでも対応可。

コバステッチが嘘みたいにビシッと美しく仕上がります。

本日2人目。

「三巻き押え」

使用頻度少ない上に、扱い難いという曲者。でも使いこなせると見違えるような裾始末が出来たりします。

文章での説明が難しいので動画どうぞ。

本日3人目。

「コンシール押え」

今更感ハンパない、超ポピュラー押え。

右のプラスチック製は、あんまり綺麗に仕上がらないので

ちょっと高いけど左の金属製がオススメ。っていうか使うならこれ一択だとおもう。

コンシールファスナーの縫い方って本当に色々で、

「しつけ縫いしてからコンシール押えで縫う。」とか

「両面接着テープでファスナーを固定してからコンシール押えで縫う。」とか

「片押えで縫う」とかまぁ色々。

ここのブログでも何度か記事にしているけど、ワタシはコンシールファスナーの縫い方、ほぼコンプリート気味。

ワタシが推奨するのは、この↓片押えとの合わせ技です。

向かって右の、右押えを使って仮縫いしてからコンシール押えにチェンジして縫う。

詳しくはこちら

で、ようやく本題。

以前ネットで見つけた片押え。

正確には

「紐縫い押え金」

上面

正面

B面

「紐縫い押え金」と名乗っているけど実は、コンシールファスナーも縫えてしまうという、隠し技保有者。

結構前にネットで見つけて気になっていて、先日チェックしたら

「残り1個」の文字が。

ね〜、あれなんなの?!

「残り1個」 って表示された途端、欲しさ倍増しない?私だけ?

って事で最近買っちゃった押え金。

セットした状態

縫い始め

撮りながら縫ったのでブレてるけど、動画。

そしてこの押え金最大の特徴。それは、

もう片側を縫う際、「止まり位置からスタートできる。」

片側がないので、針の位置が見える上、スライダーがあっても平気なのです。

ここ!

分かります?

まぁここの部分は便利&画期的であると同時に、少しコツをつかむ練習も必要かな〜。。

ワタシも最初はちょっとコツが掴めず、

「うむーー。こりゃ使えないかも。。」って思ってたんだけど。

縫い終わってみて

「こ。。。これは!」と思ったのがこちら↓

黒糸に変え忘れて見難くてすみません。

務歯のキワッキワ縫えてる!!

仕上がり↓

メリットとしては、

務歯をアイロンで起こさなくても、指でアシストしなくても、

この押え金に全てを委ねて務歯を溝に通して縫うだけでこの仕上がり!

ぜんっぜん生地開かない!

しかも左右均等に縫える。。

ややコツを掴む必要があるので、

今のところ「絶対オススメ!!超絶便利!」とまではいかないんだけど、

「え〜、便利そう!使ってみたい!」って方はこちらでどうぞ。

https://item.rakuten.co.jp/mishinkakaku/ssm-pf-518l-r490/

なぜかここのサイトでしか見つけられなかった。

話変わって、

先日出版した本、「パターン展開でバリエーションを楽しむパンツ」

ご購入頂いた皆様、ありがとうございました。

口絵の写真、とても可愛かったのですが、

生地の柄や風合いがやや分かりにくいアイテムもあり、、。

すみません。

ブログで生地の紹介もしていけたらと思います。

長く使える1冊だと思いますので、ご検討中の方は是非〜。

宜しくお願い致します!

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コメント

  1. mutsu より:

    yuca先生こんにちは。また台風がやってきましたね・・・。こちらはそれほどひどくはなかったのでホッとしました。押さえ金、私も昔コレクションのように集めましたが使いこなせずにいました。でも上の3つは持っていて結構使っている方。三巻押さえの使い方のコツはとても参考になりました。すぐ布が外れてしまって大変なことになっていましたがこの方法でトライしてみます。
    最後の画期的なコンシール押さえ、すごいです。いつも金具にあたってぐしゃっとしてしまう縫い目、それを解消できそうですね。購入検討中です!
    そして布地の紹介、本では分からなかった生地の良さが伝わりました。無地だと思っていた布も表情がありますね!(^^)!素敵な生地達でした。

  2. yuca より:

    mutsuさま
    こんにちは!コメントありがとうございます❣️
    本当は本で分かるように生地のことを説明したかったのですが、情報不足ですみません。
    少しでも伝わると嬉しいです。

    片側押さえは、とにかくムシのキワをしっかり縫えるのがすごかったです。
    今回は仮止めミシンの工程を抜かしていきなりファスナー縫いましたが、それでもなかなかの仕上がりになりました。
    また何か発見があれば追記します✌️

  3. ザネリ より:

    こんにちは。こう言う押さえがね見るたびに、ミシン、家庭用じゃ無理だった〜。職業用買うべきだった〜と激しく後悔。

    家庭用だと、ボタンホールが簡単だと思い、悩みながらも買ったのですー。買う時誰か、教えて欲しかったなぁ。

    と反省しているわけでした。

  4. yuca より:

    ザネリさま
    こんにちは!コメントありがとうございます❣️
    そっかぁ。。家庭用。
    たしかに、ボタンホールをあけるなら家庭用がいいですよ。特にカットソーは。
    その為だけに家庭用ミシンを買おうとした時もありました。笑
    実は私のミシンは職業用ですがJUKIではなくって、
    色々なアタッチメントの相互性を考えると、やっぱりJUKIを買えば良かったなぁ、、と思っています。
    そして最近、買い直そうかと思ってみたり。。
    あれこれ欲しくなります。笑

  5. ザネリ より:

    え?職業用のミシンでも互換性は無い物なのですか?職業用ミシンは、工業用ミシンの押さえ金などなんでも使えるのかと思ってました。

    私の物はJUKIのフルサイズなのですが、家庭用は、ブラザーの方が押さえ金が多かったみたいで、特に段つき押さえ、欲しくて、メーカーにお願いしたりしています。
    うーむ。もう一台欲しいものです。

  6. yuca より:

    ザネリさま
    おはようございます☀
    押さえ金は問題ないのですが、バインダー(パイピングする為の道具)とかは多分付けられないタイプだと思うんですよね。。
    そんなに使わない物ですけど。。笑
    「使えない」となると余計に欲しくなる感じです。笑